2009年12月14日

フェレット急死

飼っていたフェレットのぽん太が死んでしまった。
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今日は朝から自分自身の体調が悪く、仕事を休んで午前中は病院に行ってきた。
昼ごろに帰ってくるとフェレットは2匹ともハンモックで寝ていた。自分も昼食を食べて着替えて休もうとしていると、突然ぽん太がハンモックから降りた。トイレだろうと最初はあまり気に留めなかったが、横目で見るとトイレの前でぐったりしている。どう見てもおかしい。ケージを開けて抱きかかえてみるといつもと違い全く体に力が無い。 自分の体調が悪いのは吹っ飛んでしまい、慌ててかかりつけの動物病院に電話して、そのまま直行した。

ぽん太は8月頃の毎月の健康診断で、お腹の中になにか固いしこりがあると言われた。多分腫瘍だろういう話だが、良性なのか悪性なのかが判らない。本人は非常に元気一杯で以前と変わらない状態だし、ここで開腹してまで調べるのもリスクがあるということで、針をその固い部分に刺し組織を取っての検査をすることになった。
次の9月の検診で針による組織検査の結果が出た。結果は悪性ではなかった。ただし針による検査は針の当たり所により結果が変わったりするので引き続き経過観察。 そして腫瘍とは別に、血液検査から肝機能が若干悪そうだということで、肝機能改善の薬をもらっていた。この時もぽん太は全く普段と変わらなかった。
10月の検診では血液検査の値はかなり良くなり、肝機能は改善されたようだった。引き続きまずは肝臓を治そうということで薬治療。腫瘍の方はそのまま経過観察。
11月の検診では、最初は腫瘍の様子をきちんと確認するために開腹するかどうかを相談していたのだが、血液検査の結果、再び肝機能が悪くなっていることが判り方針変更。 まずは肝臓をきっちり治そうという事で、機能改善というより肝臓治療を目的とした投薬となった。

こうやって書くと何か重い病気のように思えるが、実際にはつい昨日まで、ずっとぽん太自身は今までと変わらず元気一杯だったのだ。食欲や便の状態もいつも通り。 病院で健康診断していなければ調子が悪いとは全く判らない様子だった。 唯一異常が現われたのはつい昨日の日曜。いつもと違い、ほとんど餌を食べておらず排便もほとんど無し。 ただし朝の薬はバイト(栄養剤)と一緒に食べたし、動きには調子が悪そうな様子は無かったので、ちょっと食欲不振かな、少し気を付けて見た方が良いな、とは思っていた程度だったのだが…


30分ほどで病院に着き、診察台に載せるためにキャリーから抱き上げたとき「あ、これはもう生きていない」と直感した。先生によるとやはり心肺停止状態。 キャリーに入れる30分前には心音を確認していたので一応蘇生措置をお願いする。 が、やはり駄目だった。 もうそのような措置でなんとかなる状態ではなかったのだ。

先生からは持病があったとはいえ、普通に元気な状態からわずか1,2日でこのように急死するのは珍しいし、このままではなにが原因だったのかもはっきりしないため、開腹検査をするかどうかを聞かれる。 開腹して死因が判っても生き返る訳ではないが、今後他のフェレットの参考になるのならと検査をお願いする事にした。 とりあえず現時点では腹部を触ると何か液体が詰まっているようにぷよぷよしているので、これが血液であればどこか臓器からの出血、腹水であれば消化器系統が原因だろうという話だった。

15分ほどして先生に呼ばれ、中の液体は血液である事が判った。これからどの臓器から出血したかを調べるそうだ。 そこから、さらに45分ほどして検査が終了した。お腹はきちんと縫い合わされ、開腹跡は全く判らない。シャンプーもしてもらったので駆け込んだ時より毛並みが綺麗な位だ。 出血したのはリンパ節。恐らく肉腫ではないかと思われるような腫瘍があり、そこから出血が始まって最終的に貧血になってしまったらしい。出血は多分1,2日前から始まって60〜80ccぐらい体内にあったそうだ(フェレットの体重ではこの量で致命量)。 その他肝臓にも所々に腫瘍らしき物があり、これが肝機能低下の原因だろうとのこと。いずれも組織検査に出し、リンパ節、肝臓ともに本当に腫瘍なのか、どのような腫瘍なのかを確認して後日教えて貰えることとなった。


ぽん太の遺体を受け取って病院を後にし、以前フランの時に頼んだペット葬儀社に行ってぽん太の火葬を頼んで帰ってきた。返骨は週末の予定。 これでまた我が家のフェレットは一匹となってしまった。 ぽん太とヴィオニエは結局仲良くさせる事ができなかったなあ。
posted by kaishi at 20:55| Comment(8) | TrackBack(0) | ペット
この記事へのコメント
ぽん太君残念ですね。
これだけkaishiさんに愛されたぽん太君は天国へ旅立たれたのでしょう。
元気出して下さいね。

ただ、うちの息子を呼ぶ時に「ぽんた」と言っているのでちょっとビックリしました。
うちのは風邪っぴきです。
Posted by tompapa at 2009年12月14日 21:42
kaishiさん、心痛お察しします。
私も飼っていた犬が死んだときはとても辛かったのを思い出しました。
フランちゃんに続いてぽん太君までとは、本当に残念です。

(以下大変失礼で不躾な内容を書きますがご不快でしたらすぐ削除してください。すいません。)
一方で職業柄死因についての記載も興味深く読みました。肉腫は人間では比較的まれな病態ですが、一定の数が出ます。なかなか解剖まではご遺族が同意されませんので(自分の家族でも同意しませんし)、ホントの死因の究明はなかなか難しい場合がほとんどです。肉腫がどこかの臓器を破って出血したことでの失血死といったところを自分では想像します。
それにしても動物病院の先生でもここまでしてくださるというのはすごいことだと思います。
せめてポン太くんとkaishiさんのためにも死亡する病態が明らかになることを祈ります。

失礼いたしました。
Posted by くしろん at 2009年12月15日 15:55
tompapaさん、くしろんさん、コメントありがとうございます。

元気だったペットに急に死なれると心の準備が出来ずに堪えますね。苦しそうな状態での闘病生活が長いのも看病がつらいですが。なかなか大往生という訳にはいきませんね。

くしろんさん、不快だなどと言う事は全く無いです。私もこのエントリは、自分の備忘録として、あるいはもしかしたらフェレット飼い主の参考になるかもしれないと思い、訃報も兼ねて書きました。 こういうバタバタした出来事は、日が経つと細部を忘れてしまうので…

昨日もし休暇を取らなかったら、あるいは倒れるタイミングが前後どちらにずれいていても、私は帰宅前か寝室で休んでいて気づかず、変わり果てた姿を発見するしかなかった訳で、ちょっと符丁めいたものを感じたりもしています。
Posted by kaishi at 2009年12月15日 22:57
ご本人が淡々と書かれているので余計…。
読んでいて不覚にも涙ぐんでしまいました。
ご愁傷様です。
Posted by はなまる at 2009年12月16日 09:37
はなまるさん、コメントありがとうございます。
もう3日も経って流石に完全に気持ちは落ち着いています。
もう一匹いるというのが結構ありがたいですね。 空のケージを見て寂しくなるということがないので。
Posted by kaishi at 2009年12月17日 21:32
悲しい知らせで残念です。
ぽん太さんのご冥福をお祈りします。
どうぞ気を落とさずに・・・。
Posted by わっきー at 2009年12月18日 08:25
わっきーさん、ありがとうございます。
今日は返骨してもらいに行きます。
ペット用の骨壺ってちっちゃいけど、人間のと同じで何かミニチュアみたいなんですよ。
Posted by kaishi at 2009年12月19日 09:33
あらら... フランちゃんに続いて。痛いとも苦しいとも言わずに、頑張っちゃっていたのでしょう。きっと、kaishiさんが仕事を休まれているのを見て、最後の力でハンモックから出てきたのかも。ちょっと寂しい暮れになりますね。

他のフェレットに症例が役立つことと思います。



Posted by kake at 2009年12月22日 07:22
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