2008年06月22日

TU-880 制作 3日目 一応完成

TU-880の制作も3日目。 (ちなみに製作したのは昨日の土曜日)
前回書いたとおり、フォノイコライザー基板をミキサー回路に変更したいのだが、後回しにしてひとまずアンプを完成せさせてしまうか、一緒に作り込んでしまうか一晩考えたが、一気に作ってしまおうと決定。不足する抵抗やコンデンサなどの電子パーツを買いに行く。

横浜で電子パーツを買える所は恐らく石川町のエジソンプラザしかない。
ここは私が小学生の頃からあるパーツ屋が集まったビルで、当時は1Fにアマチュア無線ショップのトヨムラが入っており、2Fの全フロアに10件以上のパーツ屋があった。(さらにすぐ近くにはソーテックの前身であるハマーズ工人舎という無線&マイコンショップがあった)
今は2Fの一部にパーツ屋が3店舗あるのみである。それでも残っているのが奇跡というかありがたい存在。

現在あるパーツ屋はタック電子相模電子シンコー電機の3店でこのうち相模電子はいわゆる「ジャンク屋さん」で抵抗などの小パーツはほとんど置いていない。残る2店のどちらで買っても良いのだが、シンコー電機は上のリンク先写真で見られるおばあちゃんがいつも一人で店番をしており、ついおばあちゃんを応援したくていつもシンコー電機で買ってしまうのだった。(と言っても電子パーツなんて300円ぐらいなものなので大した応援にはなっていないのだが)

パーツを買って帰った後に、フォノイコライザー基板の変更方法を考える。
TU-880のフォノイコライザーはオペアンプを使った交流結合の非反転増幅回路なので、ミキサー回路に変更するにはオペアンプをそのままに反転増幅回路にしてしまえば良い。回路はむしろ単純になるのだが、基板のパターンカットなどをせずに変更するには… と基板パターンとにらめっこ。
結局パターンカットは不要で、内部配線用のピンを挿すために基板の穴を3箇所大きくして完成。
tu880day3a.jpg
左半分は電源回路なのでほぼプリント通りだが、右側はプリント無視&スカスカに。

結局この変更に2時間ぐらい時間を費やす。こういう変更を制作時に一気に組み込むと、万が一動かない場合に回路設計が悪いのか何か組み立て不良があったのかが判らなくなる危険があるのだが、ミキサー回路は単純なのでまあきっと動くでしょう。

続いてケースへの組み込み。上部には電源トランスを装着。これは後にカバーをする。
tu880day3b.jpg

続いてケース内に基板を入れてケース内配線へ。
ここまで(ミキサー回路変更を除けば)実質3時間弱でできており、CDプレイヤーより簡単だと思っていたのだが、実はここからが大変だった。
CDプレイヤーの時はケーブル長に余裕があり、基板をケースへ固定する前に少し基板を外に出した状態で内部配線ができた。
しかしアンプはノイズ対策のためだろう、配線長を最短にするためにケースへ完全に基板を固定してから配線するようになっている。
ケース内は狭く、配線をハンダ付けするピンはケースの端に配置されている物がほとんどで配線は相当に大変。
結局ミキサー回路も組み入れた内部配線を完了するのに3時間もかかってしまった。
tu880day3c.jpg

ようやく完成させたのだが実はテスト用のスピーカーが無い。
とりあえず我が家にある唯一のスピーカーである5.1chシステムのKEF KHT2005 (現在のKHT2005.2の前バージョン)のサテライトスピーカ2個にミニコンポか何かのおまけスピーカーコードでつないでみる。
電源を入れても煙が出ないのは当然(笑)として、ボリュームをあげたら無事音が出るのを聴くとやはりそれだけで結構嬉しかったり。
ミキサー回路もきちんと動作した。本来はライン1/ライン2の切替えスイッチを操作すると、ライン1の直結出力とライン1/ライン2の1:1ミックス出力に切り替わる。

無事に音が出たのを確認できたので、今日になってからはPC用机の脇を整理してTU-884CDと共に設置した。オプションのチューブプロテクターも購入したので装着している。
tu880day3d.jpg

プロテクターを外して真空管をアップで。CDプレイヤーと違いちゃんと真空管自体のヒーターが赤く光る(笑)。
tu880day3e.jpg

TU-880の音のレビューは、まともなスピーカーとケーブルをつないだ後という事で…
スピーカーだがとりあえずUMU-131XSという超小型のバックロードホーンスピーカーの試聴機を申し込んだ。
本当は口径の大きな低音が出るユニットが欲しいのだが全く置き場がないので…
何か良いスピーカーは無いだろうか。
posted by kaishi at 21:56| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑記
この記事へのコメント
さすが電気大魔王様m(_ _)m
私にはお手上げでございます。
Posted by 永尾 at 2008年06月23日 17:54
出来上がってしまってもうハンダ付けも終わりだと思うとちょっと残念です。

同じ真空管アンプキットのエントリーモデルでTU-870というのがあります。
http://www.elekit.co.jp/product/54552d383730
原価高騰のおり今年2月に生産終了して現在はTU-870Rというちょっとだけリファインして価格が上がった(回路は同一)モデルが出ています。
http://www.elekit.co.jp/product/54552d38373052
旧TU-870は今は姿を消してほとんど入手不可能になりましたが(それで入手を諦めたのもTU-880を選んだ理由のひとつ)、まだ在庫を17,000円で販売しているショップを見つけました。
私が作りますから永尾さん買いませんか?(笑)
Posted by kaishi at 2008年06月23日 21:55
いや、さすがというか頭が下がるというか、視聴用に選んだのがバックロードホーンで、しかも「あの」ハセヒロオーディオとは・・・。
絶句でございます。
わがやのメインシステム(と言っても全く大したものではございません。ただのテレビを軸にしたAV用のチャチなものです)のスピーカーがハセヒロのバックロードホーンです。
コンクリタイプをおきたかったのですが場所が無くてスリムなタイプを使っています。

視聴前に先入観を与えてしまうのはアレなので届いてお楽しみいただければと思います。
というか、真空管アンプがどういう特性でどういう音を出してどういうスピーカーと相性がいいとかが全くわからないのでアレですが、我が家の場合、既存のAV系(AVアンプを軸に、テレビをはじめビデオなどを全部アンプ経由でスピーカーに繋いでます)にハセヒロの小型バックロードホーンのスピーカーだけを入れ替えたところ、音が圧倒的に「死に」ました。

もちろんこの評価は導入後数ヶ月経った、相当のエージングをした後でのものです。

バックロードホーンは学生時代に自作をしたりしてたっぷりと挫折を味わっていますので特性は知っているつもりでしたが、ここまでとは思っておりませんでした。
結果として色々考えた末、思い切ってAVアンプを入れ替えました。
すると、まさに死語である「別人二十八号」状態。
そう、小型バックロードホーンのヤツはその手頃な値段にダマされましたが、実は「美食家」。
ある意味アンプの違いが分かりやすいのでいいのかもしれませんが・・・。

ただ、フルレンジ一発、それも口径が小さい為、バックロードホーン特有の立ち上がりのいい低音はそれとして、ソースによっては絶対的な物量に物足りなさを覚えるのも事実で、結果、スーパーウーファーを追加してしまいました。
ウチはマンションなのでSWはかなり迷惑になる可能性もあってフルにはならせませんが、安いSWでも効果は絶大です。

ということで、現状、ハセヒロの小型バックロードホーンは(アンプを選ぶとは言え)私のお気に入りなのですが・・・。

ちなみに私のはこれです。

http://www.hasehiro.co.jp/product/brh-acryl.html

ユニットはT/Bです。
私はピックアップでもどちらかというと
エンパイアよりM/MのSHURE好きなので元気系でチョイス。
これがアンプとミスマッチだったのかもしれませんが・・・。

ところで真空管アンプって消費電力はどんなもんなんでしょ?
いや、我が家のメインは既にオーディオというよりはHDMI接続ばかりのAVになってしまっている(CD/SACDプレイヤーがSONY のPS3という始末・・・でもものすごく音が良くて・・・)ので気に入ったからといってkaishiさんにハンダ付けだけやっていただいても置き換えるというワケにはいきませんが、古いけどちょっと音のいいCD/DVDプレイヤー(Panasonicの創業50周年だったかの記念制作モデル)があって、ソイツを繋いで、居間ではなく書斎(実は物置?)で自作のマトリクススピーカーあたりを繋いで楽しむのもありかな、とか妄想が・・・。
Posted by はるるん at 2008年06月24日 15:52
まずは質問にお答えしておくとTU-870,TU-870R, TU-880の消費電力は仕様から見ると30〜35W程度となっています。スピーカー出力が2W〜2.5Wですから効率面からすれば見るも無惨です(^^;)。
もっとも現在のAVアンプはエントリークラスでも200W以上喰いますので絶対値としてはかなりの小電力です。効率から見ればそれで80Wx6ch以上出力しているので全く太刀打ちできていませんが。

はるるんさんはハセヒロのスピーカーのユーザーだったのですね。しかもSONY Sountina風に言えば「サイドバッフルに有機ガラスを採用」タイプの奴をお持ちなのですね。
私は単純に「どうせならスピーカーも自作キットにしようかな」と思って"スピーカー""自作""キット"で検索したらハセヒロのページがヒットして、しかもメーカー製ではほとんど見られないバックロードホーンだったので、これが面白そうかなあと思っただけなのです、実は(^^;)。
UMU-131XSはキットでは無いので当初の目論見とは外れてますがこの大きさならPC机の上に置けるなと。バックロードホーンでここまで小さくなってしまうと一体どんな音になるのかもちょっと興味があります。

本当は同じバックロードホーンでも10cmスピーカーのMM-151ぐらいの大きさの方がバックロードホーンらしさが感じられるのではないかという気もしますし、今のサラウンドスピーカーと同じKEFのiQ3も評判が良いようなので試したい所ですが、この大きさになってしまうと今の我が家には全く置き場所がありません。
Posted by kaishi at 2008年06月24日 21:18
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